毎月8日は「ハブラシ交換」。新しいハブラシで歯をキレイに清潔に!
ハブラシの平均使用期間は約2か月ですが、「まだ使える」と3か月以上取り替えない人もいるようです。しかし、モデル実験によると、1ヶ月相当回数ブラッシングしたハブラシは、新しいハブラシに比べて汚れを落とす力が約2割低下しました。毎日使ったハブラシは、まだ使えると思っても、1か月に一度を目安に交換しましょう。
ハブラシの平均使用期間は約2か月ですが、「まだ使える」と3か月以上取り替えない人もいるようです。しかし、モデル実験によると、1ヶ月相当回数ブラッシングしたハブラシは、新しいハブラシに比べて汚れを落とす力が約2割低下しました。毎日使ったハブラシは、まだ使えると思っても、1か月に一度を目安に交換しましょう。
多くのハミガキに配合されている「フッ素」。どのような効果があるか、知っていますか?フッ素には、再石灰化の促進や歯質強化など「むし歯予防」に役立つ3つの働きがあります。チューブや外箱の裏面の成分欄に、「フッ化ナトリウム」や「モノフルオロリン酸ナトリウム」と書かれていれば、その製品はフッ素配合ハミガキです。
親知らずは、歯ブラシが届きにくくむし歯や歯周病になりやすい歯です。生え方にも個人差があるため、歯の状態に応じて上手にケアしましょう。歯ブラシの動かし方を工夫したり、「タフトブラシ」や「デンタルフロス」を併用したりすることで、歯ブラシが届きにくく歯垢がたまりやすい親知らずもきれいに磨くことができます。
むし歯や歯周病からお口を守るには、正しい歯みがきで歯垢を落とすことが大切。ハブラシは軽く握り、毛先を歯面にきちんとあてます。小刻みに動かしながら、1〜2本ずつ20回を目安にみがきましょう。歯と歯の間など、歯垢がつきやすい場所は念入りに。「食べたらみがく」習慣をつけ、とくに就寝前の歯みがきはていねいに行いましょう。
「根面う蝕(こんめんうしょく)」とは、歯の根元にできるむし歯のこと。不適切なブラッシングや加齢、歯周病などが原因で歯ぐきが下がり、歯の根元が露出すると、そこに新たなむし歯のリスクが生じます。根面う蝕は進行が早く、歯を失うリスクも高いので、適切なブラッシングやフッ素配合ハミガキなどで予防しましょう。
「きちんと歯をみがこう!」という意識が高い人ほど強くみがく傾向があり、力を入れ過ぎる「オーバーブラッシング」にならないよう注意が必要!強い力でみがくと歯や歯ぐきを傷つけたり、歯垢が効果的に落ちないことがあります。正しい方法は、毛先が開かない程度の軽い力でみがくこと。お口の状態に合わせたハブラシ選びも大切です。
知覚過敏とは、むし歯もないのに冷たいものやハブラシの刺激がしみたり痛い状態。歯の内側の象牙質が露出して、内部の神経に外の刺激が伝わりやすくなることで起こります。象牙質が露出する原因は、加齢や歯周病、不適切なブラッシングによる歯ぐき下がりのほか、病気以外で歯の一部が損傷する「tooth wear」等です。
矯正中は、装置周辺に汚れがたまりやすく、ケアもしにくいもの。「食べたらみがく」を習慣にし、みがけているか鏡で見ながらみがきしましょう。装置周り、歯など各部位に毛先をきちんと当てて小刻みにブラッシングし、タフトブラシやデンタルフロス、歯間ブラシ等の活用も必須。ハミガキはフッ素配合のものがおすすめです。
みがきにくい奥歯は、むし歯や歯周病のリスクが高い場所。奥歯をみがく時も「歯みがきの基本」は同じ。ただし、奥歯の頬側をみがく時には口を閉じ気味に、舌側をみがく時には歯の並びと平行になるようにハブラシを入れるなど、毛先をキチンと歯にあてる工夫が必要です。ハブラシはヘッドが小さく薄いタイプがおすすめです。
奥歯は前歯よりも失う割合が高い、という報告があり、むし歯や歯周病リスクに特に気をつけたい部位。奥歯のケアには、ヘッドの厚みが薄く、ネックが細いハブラシがおすすめです。みがきにくい奥歯の奥や頬側にも毛先が届きやすいのがポイント。奥歯にきちんと毛先が届くことで、歯垢除去率も高まることが確認されています。