【完全版】ぬいぐるみの洗い方~簡単!ぬい活で役立つ推しぬいのケア方法
大切な「推しぬい(推しのぬいぐるみ)」のお手入れは、まず洗濯表示を確認。自宅で洗える場合は、おしゃれ着用洗剤の洗剤液で押し洗いすると、型くずれを防ぐことができます。自宅で洗えない場合にも役立つ、日頃のケア方法や簡易クリーニングの方法もご紹介します。
大切なぬいぐるみ「推しぬい」に適切なケアを
最近よく耳にする「ぬい活」とは、推しをモチーフにした「推しぬい」や、好きなキャラクターのぬいぐるみとともに、日常のさまざまなシーンを楽しむ活動のこと。ぬいぐるみと一緒に写真を撮る「ぬい撮り」や、旅行やお出かけ先で体験をともにするなど、楽しみ方が広がっています。
「推しぬい」は、ただのグッズではなく、心のよりどころや癒やしとなる大切な存在です。しかし、長く愛用すると気になってくるのが、汚れやホコリ。自己流でお洗濯すると、型くずれや傷み、色あせを招くこともあります。そこで今回は、大切なぬいぐるみを清潔に保つための上手なお洗濯方法についてご紹介します。
<今回使う洗剤はこちら>
※1 ここから先は外部サイトへ移動します。価格やサービス内容については、各サイトに記載されている内容をよくお読みになり、ご自身の責任でご利用ください。
※2 通販限定販売品は、「取扱店舗を探す」ではご案内しておりませんのでご了承ください。
まずはぬいぐるみが自宅で洗えるか確認!
ぬいぐるみを自宅で洗えるかどうかは、タグについている「洗濯表示」で確認できます。
以下の表にあるマークがついていたら、自宅で手洗い、または洗濯機で洗うことができます。
| 洗濯表示 | |
|---|---|
| 洗濯機で洗える | |
| 手洗いできる | |
注意!
洗濯表示のないものをお洗濯する場合は、自己責任でご判断ください。少量の水や洗剤をぬいぐるみにつけることによって、色落ちするかどうかを確認できます。しかし、型くずれについては事前に確認する方法はありませんのでご注意ください。
洗う前の「準備」
お洗濯を始める前に、必要な物を準備しましょう。
<必要なもの>
「手洗いする」時の手順
型くずれしやすいぬいぐるみは、手洗いするのがおすすめです。手洗いする時の手順についてご紹介します。
なお、ぬいぐるみから外した洋服も、同様に洗うことができます。
1.装飾品を外す
脱がせることが可能な洋服、リボンなどの外せる飾りを外します。
2. 洗剤液をつくる
洗濯おけや洗面ボウルに水を入れ、おしゃれ着用洗剤を溶かして洗剤液をつくります。洗剤の量は、水4Lに対して10mLが適量です。
3. 押し洗いする
洗剤液にぬいぐるみを浸して、軽く押し洗いをします。汚れのひどい部分は、洗剤を含ませたスポンジで、ていねいにたたき洗いしましょう。シミのある部分には「シミ用の部分洗い剤」か「液体酸素系漂白剤」をつけます。そのあと軽く押し絞ります。ただし、漂白剤の使用が可能かどうかは、必ず洗濯表示を確認してください。
4. すすぐ
キレイな水に替えて、押し洗いをするようにぬいぐるみを押してすすぎます。これを2回行います。そのあと軽く押し絞ぼります。
- ※「アクロン やさしさプレミアム」でお洗濯する場合は、すすぎは1回行いましょう。
5. タオルドライで脱水する
ぬいぐるみをタオルにくるみ、上から軽く押したりしながらやさしく脱水します。
大きなぬいぐるみは、タオルドライだけでは水分が取りきれないことがあります。その場合は、型くずれや毛並みの乱れ、目や鼻などプラスチック部分の傷みを防ぐために、バスタオルで包み、洗濯機で30秒~1分ほど脱水します。
ぬいぐるみを「洗濯機で洗う」時の手順
ぬいぐるみを洗濯機で洗う時の手順についてご紹介します。
1.装飾品を外す
脱がせることが可能な洋服、リボンなどの外せる飾りを外します。
2.前処理をする
気になる汚れがある部分に、おしゃれ着用洗剤の原液を直接塗布します。スポンジの柔らかい部分などで軽くたたいてなじませておくと、汚れが落ちやすくなります。
3.「おしゃれ着コース」で洗う
洗濯ネットにぬいぐるみを入れ、「おしゃれ着コース」、「手洗いコース」「ドライコース」など、弱水流のコースを選んでお洗濯します。「洗濯ネット」に入れ、強い水流のコースを避けて洗うことで、型くずれや毛羽立ちを防ぎます。
- ※「アクロン やさしさプレミアム」でお洗濯する場合は、すすぎ0回でお洗濯できます。
<今回使った洗剤はこちら>
※1 ここから先は外部サイトへ移動します。価格やサービス内容については、各サイトに記載されている内容をよくお読みになり、ご自身の責任でご利用ください。
※2 通販限定販売品は、「取扱店舗を探す」ではご案内しておりませんのでご了承ください。
「干す」時の手順
「干す」時の手順についてご紹介します。
1. 形を整える
型くずれを防ぐために脱水後はすぐに取り出し、手で全体の形を整えます。
2. 陰干しする
洋服ブラシ等を使用して毛並みを整え、平干しや、洗濯ネットに入れてピンチハンガーに吊るすなどして、風通しの良いところで陰干しします。洗濯ネットに入れて干すとピンチの跡が残りません。
ぬいぐるみの中の詰め物や、表面の毛足が長いものは乾きにくいので、しっかり乾燥させましょう。
「日頃」のお手入れ方法
ぬいぐるみのお洗濯をしない時でも、いつも清潔に保てるよう日頃からお手入れをしましょう。
1. ブラッシングする
洋服ブラシでブラッシングして、表面のホコリなどを取ります。
2. 陰干しする
風通しの良い日陰で、自然乾燥させます。
「簡易クリーニング」の方法(洗えないぬいぐるみのお手入れ)
ニオイだけでなく、全体が黒ずんだり、手垢汚れが気になったりするけれど洗えない時や、自宅では洗濯できないぬいぐるみの汚れを落とす「簡易クリーニング」の方法をご紹介します。
1. ホコリをたたき出す
布団たたきなどで、内側のホコリをたたき出します。
2. ブラッシングする
洋服ブラシでブラッシングして、表面のホコリを払います。
3. 全体をふく
濃度の薄い洗剤液を含ませたタオルを固く絞って、ぬいぐるみ全体の表面を軽くふきます。
洗剤液は、洗濯おけなどにおしゃれ着用洗剤を水に溶かしてつくります。洗剤の量は、標準使用量の半量(アクロンの場合、水4Lに対して洗剤5mL)が適量です
ワッペンの部分ははがれる可能性があるので、こすらないようにしてください。
4. 絞ったタオルでふく
キレイな水を含ませたタオルを固く絞り、ぬいぐるみ全体をふいて洗剤分を取り除きます。これを2回繰り返します。
5. 乾ぶきする
乾いたタオルで、水気を取ります。
6. 陰干しする
風通しの良い日陰で乾燥させて、湿気を取ります。
色が落ちるもの、表面がやわらかく、ふくと毛羽立つ素材には全体ぶきは行えません。
【撮影協力】清原株式会社「推しぬい」シリーズ使用
ぬいぐるみの洗い方Q&A
ぬいぐるみのお洗濯やお手入れに関する疑問をまとめました。
Q1 ぬいぐるみはどのくらいの頻度で洗えばいい?
A 目立つ汚れやニオイが気になったらお洗濯をしましょう。
ぬいぐるみのお洗濯頻度は、個々の使用状況や保管状態によって異なりますが、目に見えて汚れたり、ニオイが気になったり、ホコリがたまっていると感じたタイミングで洗うと良いでしょう。
Q2 手洗いでぬいぐるみをふわふわに仕上げるには?
A 柔軟成分配合のおしゃれ着用洗剤(アクロン)で洗う方法がおすすめです。
ぬいぐるみを手洗いする際は、生地を傷めないように、やさしく押し洗いすることが大切です。その時に、柔軟成分の入っているおしゃれ着用洗剤(アクロン)を使用するのがおすすめです。洗浄と同時にやさしくふんわりと仕上げる効果が期待できます。また、毛足の長いぬいぐるみの場合、乾燥後に洋服用ブラシなどで軽くブラッシングすると、ふわふわ感がよみがえります。
Q3 ぬい活初心者でもできる簡単なケア方法は?
A 定期的に状態をチェックし、ブラッシングでホコリを取り除きましょう。
まずは定期的にぬいぐるみの状態をチェックすることから始めましょう。部屋に飾ったり持ち歩いているぬいぐるみは、ホコリや汚れがたまりやすいため、軽くブラッシングするなどして表面のホコリを取り除くだけでも、見た目がすっきりします。
いかがでしたか。大切なぬいぐるみを上手にケアして、ぬい活をより一層楽しみましょう。
あなたのぬい活の楽しみ方も、コメントでぜひ教えてください!
この記事を作成・監修した
マイスター

お洗濯マイスター
大貫 和泉
おおぬき いずみ
洗濯用洗剤などの製品開発・調査に約20年携わってきました。
母親としての経験と研究活動を融合し、日々のお洗濯に役立つ情報をわかりやすくお伝えしていきます。
















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