めんどくさい食器洗いが超楽しくなる?「スペアキャパシティ」と「ながら家事」の関係とは
毎日の家事のなかでも、特にめんどくさく感じてしまうのが食器洗い。だけど、この食器洗いも楽しいことと同時にしながらの作業(ながら家事)にしてしまえば、人間の「スペアキャパシティ(心的予備能力)」が発揮され、食器洗いの精神的な負荷が感じられなくなるのだとか。この「スペアキャパシティ」の考え方について、青山学院大学理工学部電気電子工学科教授の野澤先生に話を聞いてきました。
毎日の家事のなかでも、特にめんどくさく感じてしまうのが食器洗い。だけど、この食器洗いも楽しいことと同時にしながらの作業(ながら家事)にしてしまえば、人間の「スペアキャパシティ(心的予備能力)」が発揮され、食器洗いの精神的な負荷が感じられなくなるのだとか。この「スペアキャパシティ」の考え方について、青山学院大学理工学部電気電子工学科教授の野澤先生に話を聞いてきました。
シンクに山積みの食器を洗うのは、気が重いですよね。ベタベタの油汚れや、こびりついた汚れのある食器は、あえてすぐに洗わない「ほったらかし洗い」をしませんか?洗い桶に食器とぬるま湯と酵素配合の食器用洗剤を入れて30分ほどそのまま置くだけ。つけている間に洗剤が汚れを分解するので、スルッと落とせるんです。
手軽なパーティーで大活躍の「たこ焼き器」。洗うときはどうするの?と思っている方、タイプによってお手入れ方法が違います!プレートが本体から「取り外せない」ものは、水洗い・丸洗いは厳禁。プレートが「取り外せる」なら、冷めてから食器用洗剤を使って洗ってOK。長持ちさせるには、使用後のお手入れが肝心ですよ。
今注目の「キッチンリセット」。使用後のキッチンをピカピカな状態に戻すという考え方で、完璧にやると気分爽快!でも、そこまでは無理...という方は、第一歩として「洗った食器を片付ける」ことから始めませんか?「常設の水切りカゴをやめる」「速乾タイプの食器用洗剤を使う」など、ちょっとした見直しポイントを紹介します。
フライパンは種類によって、使い方やお手入れの方法が違います。フライパンをよく熱してから使っていませんか。何も入れない状態で、うっすら煙が立つほど熱してよいのは「鉄製」のもの。「フッ素樹脂加工」の場合は、空焚き・強火はNG。洗い方も全く異なります。どちらも間違えると寿命を縮めるので、ここでチェック!
電子レンジの汚れは発火の原因にもなるため、面倒がらずにお手入れを。使う度に「サッとひとふき」するのが理想的ですが、汚れたまま加熱を繰り返し庫内にガンコな汚れがこびり付いてしまったら、水を入れたマグカップを入れてチン!蒸気を充満させて20分ほど置くと、汚れがふやけてふき取りやすくなります。ぜひお試しを。
洗った食器が、速く水気が切れて乾かせれば、ふいて棚にしまうのもラクになりますね。汚れ落としが不十分だと乾きにくいので、汚れはていねいに落としましょう。すすぎにお湯を使うことや、水切りカゴのスペースを効率よく使うことでも、水切れ・自然乾燥が速くなります。「食器の乾きが速い」洗剤を使うことも効果的ですよ♪
ごく身近な「食器洗い」が立派な自由研究に!洗剤に含まれる「界面活性剤」という成分が汚れを落とすので、水ですすぐと汚れも洗剤も流されて、お皿がピカピカになる仕組みが学べます。家事も学べて一石二鳥の実験ですが、特別な道具は不要。印刷して書き込めばそのまま提出できる自由研究ノート付き、1日で完成しますよ。
災害時には水を大切に使いたいもの。食器にラップやクッキングシートを敷いて、できるだけ汚さないようにするだけでも節水になります。食器を洗うときは「ため水」を使った洗い方がおすすめ。洗いおけを3つ用意して、それぞれ台所用洗剤を薄めた水、最初のすすぎ、仕上げすすぎに使えば、最小限の水できれいになりますよ。
ライオンの調査では、音楽を聴きながら家事を行うと「家事が楽しく感じられる」と答えた人が6割以上も。リズムに乗ってからだを動かしやすいなどのメリットもあるようです。家事がはかどらない時は、たとえば1曲の間だけ家事に集中したり、時間別のプレイリストを作って時間を管理するなど、音楽を活用するのがおすすめ.。